2005年 03月 02日
秘蔵の書?
中を開けると障子の組子や欄間、屏風の類が図解してあります。職人のアンチョコか、お施主様との打ち合わせにも使ったのではないかと想像できます。
こんなのもあります。右が鉄砲台、左が長柄掛と書いてあります。厠戸なんていうのもありました。
興味深いのは巻末にある目録で、大工初心図解・大工秘博書図解・匠家極秘博書など心くすぐられるものばかりです。・・・これらの書物も、どこかに眠っているのでしょうか?
嘉永5年壬子孟春発行 明治9年4月16日版権免許と記されています。ちょっと調べて見ました。明治9年は129年前、嘉永5年は153年前、翌年にペリーが来航したようです。この24年間では建具の形は変化していないんですね・・・・なのに今の建物はどうしちゃったんだろう・・・・
拙者、すぐ仕様変更しちゃいますから・・・・・切腹!
by shin_kondo
| 2005-03-02 09:17
| 暮らしのヒント
|
Comments(1)